プローチこそ、ゆっくり振る
2006-02-16


どんなショットでも打ち急ぎは良くないらしいですが、アプローチもそう。 アプローチショットこそ、ゆっくり振ると良いですね。

アプローチを失敗する場合はトップかザックリしかありません。 トップはヘタをすると2打以上の損(OBになったりバンカーに入れたり)で、ざっくりは1打の損ですが、どちらもショックは大きいものです。 折角グリーン回りまで来て、みすみす1打を失うわけですから、、、

自分でもミスは分かりますが、他のプレーヤーを観察すると、もっとミスの原因が分かります。 近い距離に目標があるのに、結果を見たくて頭を早く立ててしまう。 これもミスの原因の一つですが、別に顔は上げても構いません。 前傾のまま、顔がスイングに連動して目標を斜めから見るようについて行く分には特に問題ないと思います。

が、身体が直立して、顔が真っ直ぐ目標を向くのはまずい。 身体が起きあがっているわけですから、当然トップしやすくなる。 別にボディーターンなど考えなくても結構です。 スイングに連動して、ゆっくりとスローモーションのように、顔が斜めに目標を向く。 これで、ほぼトップしてしまうミスは解消です。

続いてざっくりですが、「右手で距離を出そう」とすると起こりやすい。 例えば、左手に力を入れて素振りをすると、身体の中心より左でヘッドが地面にこすれやすいし、右手に力を入れて素振りをすると、身体の中心より右側でクラブヘッドが地面にこすれます。

左手一本で打つ感覚が大事だと言われますが、これはゆっくり振ることと、ザックリをしないために大変有効です。

ちまたでは、長いクラブほどゆっくり振れと言われますし、クラブが短いと、少々のミスはごまかせますが、アプローチほどゆっくり振る方が良い結果になると信じています。

ゆっくり振るのは、別にスイングスピードで距離を合わせるということではありません。 明らかなミスショットを防ぐためにゆっくり振ります。 距離を合わせるには、結局のところ練習しかないようです。

それと、ゆっくり振っても必ずフォロー・フィニッシュを決めましょう。 「打って終わり」がミスの原因でもあります。 特にゆっくりでも振り抜いていけば、多少のダフリはごまかせます。

ドライバーで力むと、他のショットにも悪影響がありますが、アプローチでゆっくり振れば、こちらは他のショットに好影響が及びます。 私は9番アイアンが打てれば、ドライバーが打てるという理論の信者で、ドライバーの練習など全くしませんが、本コースではラウンドでほとんどドライバーでOBすることなく回れます。 ドライバーの調子が出なければ、5Wか7Wで打てば良いだけ。

[ゴルフ]

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